FXで300万円を失ったあと、俺が最初に変えたのは投資商品ではなかった。
スマホから投資アプリを消した。
利益を出す方法を探す前に、まず見続ける生活を止めたかった。
FXをやっていた頃は、値動きがいつも頭の中にあった。
運転中も気になる。
家にいても気になる。
子どもと話していても、頭のどこかでチャートを見ている。
お金を増やしたかったはずなのに、生活の中身が相場に持っていかれていた。
アプリがあると、見てしまう
投資アプリは便利だった。
すぐ開ける。
すぐ残高が見える。
すぐ値動きが分かる。
でも、俺にはその便利さが重かった。
見られるから、見てしまう。
見てしまうから、気持ちが動く。
気持ちが動くと、また何かしたくなる。
この流れを止めないと、投資方法を変えても同じことを繰り返すと思った。
消したかったのは、アプリより確認する習慣だった
アプリを消したのは、投資をやめたかったからではない。
確認する習慣を消したかったからだ。
ホーム画面にあるだけで、指が伸びる。
通知が来るだけで、頭が戻される。
だから、スマホから外した。
投資の判断をスマホの中に置いておくと、毎日の生活に入り込んでくる。
俺はそれを頭の外に出したかった。
投資を見ないために、見る日を決めた
ただ、完全に見ないわけではない。
今は、見る日を年に一度へ寄せている。
普段は証券アプリを開かない。
年末に、積立が続いているか、家計に無理がないかだけを見る。
その話は、投資の見直しは、年末の一日だけにしたに書いた。
見ないために、見る日を決める。
俺には、このくらいがちょうどよかった。
商品選びより先に、見すぎない形を作った
投資を始め直すとき、商品選びも大事だった。
でも、俺にはその前に必要なことがあった。
見すぎない形を作ることだった。
どの商品を買っても、毎日見て感情が動けば、また判断が増える。
だから、投資方針を考える前に、スマホから距離を取った。
FXで失敗したあと、当てにいく投資から離れた話は、FXで失敗したあと、俺がインデックス投資へ変えた理由に分けている。
投資を続けるために、投資を普段の頭から外した
投資アプリを消したことで、投資のことを忘れやすくなった。
これは、投資に興味をなくしたという話ではない。
続けるために、普段の頭から外したという話だ。
毎日見ない。
毎日判断しない。
毎日気持ちを動かさない。
それだけで、投資は生活の中心から少し外れた。
俺が守りたかったのは、投資成績だけではない。
相場を見ていない時間の静けさだった。
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