信号待ちでスマホを開く。
チャートを確認する。
赤くなっていたら、胃が痛くなる。
あの頃の自分は、毎日そうやって生きていた。
頭の中が相場だった
FXをやっていた頃、起きた瞬間にスマホを見ていた。
ドル円が動いていないか。
含み損が増えていないか。
ニュースに何か出ていないか。
仕事中も気になる。
トイレに行くふりをしてチャートを確認する。
夕食中も画面が気になって、
家族の話が頭に入らない。
妻には「また見てるの」と言われていた。
投資をしているつもりだったのに、
投資に生活を支配されていた。
300万円、消えた
結果は知っての通りだ。
300万円以上、溶かした。
負けた理由はいくつもある。
レバレッジをかけすぎた。
損切りができなかった。
「もう少し待てば戻る」と思い続けた。
でも一番の原因は、見すぎたことだと思っている。
毎日チャートを見ていると、
動きが気になる。
気になると触りたくなる。
触るたびに判断が増える。
判断が増えると、ミスが増える。
見ることが、負けにつながっていた。
オルカンに変えて、最初にやったこと
インデックス投資に切り替えてから、
最初にやったことがある。
投資アプリを消した。
通知もオフにした。
評価額を確認するのをやめた。
毎月の積立設定だけして、あとは放置することにした。
最初は落ち着かなかった。
「確認しなくていいのか」という不安が続いた。
でも1週間経つと、慣れた。
1ヶ月経つと、見たいと思わなくなった。
見なくなってから、変わったこと
投資アプリを消してから、変わったことがある。
信号待ちでスマホを開かなくなった。
夕食中に画面を気にしなくなった。
妻に「また見てるの」と言われなくなった。
子供が「パパ、聞いてる?」と言ってくることが減った。
脳の中から「相場」が消えると、
こんなに静かになるのかと思った。
「見ない」は怠慢じゃない
「投資は毎日チェックすべき」と思っている人がいる。
でも私は逆だと思っている。
毎日見るから、余計な判断が生まれる。
余計な判断が、余計な行動を生む。
余計な行動が、損失につながる。
オルカンは、世界中の株を自動で分散して持ち続ける仕組みだ。
人間が毎日見て、何かする必要がない。むしろ何もしない方がいい。
「退屈」くらいがちょうどいい。それが、長く続く投資の形だと気づいた。
投資は、人生をラクにするためにやる
FX時代の私は、投資のために生きていた。
今は違う。生活をラクにするために、投資をしている。
毎月オルカンに積み立てる。
あとは何もしない。
その間に、子供と外食に行く。
週末に家族でドライブする。
そういう時間を増やすために、投資している。
見ないことが、一番いい投資だった。
投資や節約の「正解」を追いかけるより、最近は「どうすれば毎日を静かに過ごせるか」を考えています。
ブログでは書ききれない、40代の暮らし・脳疲労・お金との付き合い方の日記は、noteでゆるく更新しています。
→ 次の記事:暴落でも、相場を見ない。だから動揺しない
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