固定費を削ったのに、生活がしんどくなった話。

炭酸水が好きだ。

毎日飲む。食事中も、仕事から帰ってきた後も。

炭酸水がないと、なんか物足りない。

でもある日気づいた。毎月の炭酸水代、

けっこうかかってるな、と。


節約しようとした

計算してみた。

1本100円として、毎日1本飲めば月3,000円。

年間36,000円。

そう思った瞬間、
急に“無駄”に見えてきた。

調べると、ソーダストリームというものがある。

水道水を炭酸水にできる機械だ。

ランニングコストが市販の炭酸水より安くなると書いてある。

これだ、と思って買った。


最初はよかった

最初の1週間は、よかった。

ボタンを押すだけで炭酸水ができる。

「節約できてる」という満足感があった。

でも少しずつ、面倒になってきた。


崩れていった

まず、ガスの発注が面倒だった。

ガスが切れそうになると発注しなければいけない。

でも切れるタイミングが読めない。

「まだあるかな」と毎回確認する。

切れたら炭酸水が作れない。

その日は飲めない。

次に、炭酸が弱い日があった。

「今日はハズレの日だな」

と思いながら飲む炭酸水は、
なんだか地味にストレスだった。

ボタンを押す回数で炭酸の強さが変わる。

でも毎回同じにならない。

「今日は弱いな」という日がある。

市販の炭酸水の方が安定していた。

そして、洗う手間があった。

ボトルを洗わないといけない。

毎日使うものだから、毎日洗う。

少し放置するとカビが生えてきた。

節約のために買ったのに、管理することが増えた。


気づいたこと

ソーダストリームを手放した。

また市販の炭酸水を買うようになった。

「コスパが悪い」と言われるかもしれない。

でも私には、こっちの方が合っていた。

買いに行く手間はある。

でもそれだけだ。

洗わなくていい。

ガスを管理しなくていい。

カビを気にしなくていい。

毎日の「面倒」が消えた。


節約より、疲労削減が先だった

固定費を削ることは大事だと思っていた。

でもソーダストリームの件で気づいた。

「安くする」ために「面倒が増える」なら、意味がない。

節約で削れるお金より、

毎日の小さな面倒が積み重なるストレスの方が、

 

生活への影響が大きかった。

固定費削減より、疲労削減が先だった。


全部つながっている

ドラム式洗濯機は、高い。でも買った。

干す手間と、疲労が消えるから。

ホットクックも、高い。でも買った。

献立を考える重さが消えるから。

炭酸水は、コスパが悪い。でも買い続ける。

管理する手間と、カビの心配が消えるから。

「安さ」で選ぶより、

「続くラクさ」で選ぶ方が、

生活が長持ちする。

 

最適化しすぎない最適化。

それが今の自分には一番合っている。

 

40代になって思う。

節約で減らしたいのは、
お金より先に、
“生活のノイズ”だった。


 

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