家を設計するとき、
妻と一つ決めたことがある。
「室内に洗濯物を干すスペースを作らない。」
工務店の担当者に少し驚かれた。
でも私たちは、最初からそのつもりだった。
洗濯を「頑張る」のをやめたかった
長距離トラックの仕事は、
帰宅時間が読めない。
早く帰れる日もある。
深夜になる日もある。
疲れて帰ってきて、
洗濯物を干す気力が残っていないことも多かった。
以前住んでいた賃貸では、
洗濯機は縦型だった。
洗い終わったら干さないといけない。
夜に洗って、干して、翌朝取り込む。
雨が降れば部屋干しにする。
タオルが乾いていなければ、また洗う。
地味に、しんどかった。
ドラム式洗濯機と食洗機を「前提」にして家を作った
家を建てるタイミングで、最初から決めていたことがある。
ドラム式洗濯機を買うこと。食洗機を深型にすること。
だから干す場所を作らなかった。
手洗いする前提の設計もしなかった。
食洗機は深型を選んだ。
理由はヘルシオの鉄板が入るから。
料理して、そのまま突っ込んで終わり。
洗い物を「頑張る」という選択肢を、
最初から生活に入れなかった。
洗濯機に入れる。
乾燥まで終わる。
それだけになった。
食洗機に入れる。
終わったら出す。
それだけになった。
変わったこと
ドラム式にしてから、なくなったことがある。
夜に洗濯物を干す作業がなくなった。
翌朝に取り込む作業がなくなった。
雨予報を気にする習慣がなくなった。
「タオルが乾いてない」というストレスがなくなった。
子供を寝かしつけた後に
「まだ洗濯が残ってる」という義務感がなくなった。
なくなったものの多さに、最初は驚いた。
「時短」より「疲労軽減」だった
ドラム式洗濯機は、時短家電と言われる。
でも私にとっては「疲労軽減装置」だった。
節約した時間より、消えた義務感の方が大きかった。
「やらなきゃいけないこと」が一つ減るだけで、
帰宅後の気持ちが全然違う。
疲れて帰ってきても、洗濯のことを考えなくていい。
それだけで、少しラクになった。
投資と同じだと気づいた
オルカンを積立設定して、あとは放置する。
ドラム式洗濯機に入れて、あとは放置する。
やることは同じだ。
「仕組みを作って、あとは頑張らない」。
お金も、家事も、頑張り続けるより、
自動で回る仕組みを作った方が長続きする。
疲れない仕組みが、一番強い仕組みだと思っている。
最後に
物干し竿のない家に住んで、
後悔したことは一度もない。
むしろ「なんで今まで干してたんだろう」と思う。
家事を頑張るのをやめた。
その分、子供と過ごす時間が増えた。
それで十分だと思っている。
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