FXで300万円失った俺には、インデックス投資の方が合っていた

FXで300万円を失ったあと、俺は「投資で取り返す」ことを考えていた。

チャートを見れば、どこかに正解がある気がした。

でも実際は逆だった。

見るほど気になり、気になるほど判断が増えた。

俺に必要だったのは、もっと当てる力ではなかった。

当てにいく投資から離れることだった。

この記事は、FXで失敗した人への一般的な正解を書くものではない。俺がFXで失敗したあと、インデックス投資の方が自分には合っていたと感じた理由を書く。

投資信託やNISAにも元本割れのおそれがある。制度や商品を選ぶときは、金融庁などの公式情報も確認してほしい。

参考:金融庁 NISA特設ウェブサイト「資産形成の基本」

FXで失敗したとき、頭の中はずっと相場だった

俺がFXをやっていた頃、仕事が終わって夜中に帰っても、まずスマホを開いていた。

シャワーを浴びる前にチャートを見る。

寝る前にも見る。

信号待ちでも気になる。

家族と食事をしていても、頭のどこかに相場が残っている。

損が出ると、早く取り返したくなる。

取り返したくなると、ポジションを増やす。

増やすほど、さらに気になってスマホを見る。

気づいたら、300万円が消えていた。

お金も痛かった。

でもそれ以上にきつかったのは、毎日の頭の中を相場に取られていたことだった。

問題は、俺が毎回判断していたことだった

FXが悪いと言いたいわけではない。

合う人もいると思う。

ただ、俺には合わなかった。

上がるか下がるかを考える。

今入るか、待つかを考える。

損切りするか、戻るまで待つかを考える。

取り返すために増やすか、やめるかを考える。

その判断を、毎日やっていた。

仕事でも判断して、家でも判断して、投資でも判断する。

それでは頭が休まらない。

俺が失敗した原因は、相場を読む力が足りなかったことだけではない。

毎日判断し続ける形を、自分で選んでいたことだった。

インデックス投資にしたら、判断する回数が減った

その後、俺はNISAで投資信託を積み立てる形にした。

毎月決まった日に、決まった金額を積み立てる。

普段は証券アプリを見ない。

年に一度だけ、決めた日に確認する。

これで利益が出るとは言えない。

投資信託も値下がりするし、評価額がマイナスになることもある。

それでも俺にとって大きかったのは、毎日判断しなくてよくなったことだ。

どこで入るかを考えない。

どこで逃げるかを考えない。

ニュースを見て、その日の気分で動かない。

当てにいく投資から、仕組みに任せる投資へ移した。

「損しない」ではなく、「見すぎない」形にした

インデックス投資にしたから安心、という話ではない。

元本保証ではないし、下がるときは下がる。

だから「インデックス投資なら大丈夫」とは書けない。

俺が変えたのは、損をしない方法ではなく、見すぎない方法だった。

毎日見ると、また感情が動く。

感情が動くと、余計なことをしたくなる。

俺はそこが弱い。

だから、証券アプリを普段のスマホから外した。

積立設定だけ残して、普段の頭から投資を外した。

FXで失敗した俺には、退屈な投資の方が合っていた

FXで失敗した人ほど、インデックス投資が正解だとは言わない。

人によって合う形は違う。

ただ、俺には退屈な投資の方が合っていた。

毎日チャートを見ない。

毎月の積立を自動にする。

年に一度だけ確認する。

それくらいでいいと決めた。

投資で取り返そうとしていた頃より、今の方が頭は静かだ。

俺にとって投資をやり直すことは、もっと勝つ方法を探すことではなかった。

もう一度、毎日判断する生活へ戻らない形を作ることだった。


同じ失敗をしたくない人へ

FXをやめてインデックス投資にたどり着くまでの流れは、noteにも残している。

口座開設から出口戦略まで、実際の数字つきで書いた。

40歳がたどり着いた『ほったらかし投資』|FXで300万円溶かした僕の4ステップ資産形成

 

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