「全部要らない。1台だけ選ぶなら、どれ?」
正直、そう聞かれたら迷う。
どれも、なくなったら困る。
でも最初から全部揃えたわけじゃない。
暮らしが変わるたびに、1台ずつ増えた。
今回紹介するのは、その中で今も残っている家電だけだ。
どれも、最初から揃えたわけじゃない
結婚して、共働きになった。
子どもが生まれた。
家を建てた。
そのたびに「不便が残る」場所が変わった。
そのたびに、1台増えた。
共通していたのは1つだ。
「家事をなくしたい」じゃなく、
「毎日、同じことを判断するのをやめたい」。
そのための家電を、この記事にまとめる。
暮らしが変わるたびに、増えていった(今ならこの順番で選ぶ)
ホットクック ―― 「今日、何作る?」の判断をなくした
結婚した頃、親戚からヘルシオとホットクックをもらった。
当時は共働きだった。
一番困っていたのは料理ではなく、「今日何を作るか」だった。
食材を入れてスイッチを押せば、勝手に作ってくれる。
火加減を見なくていい。吹きこぼれない。途中で混ぜなくていい。
「何を作るか」は週に1度だけ決める。
あとは毎晩、選ぶだけだ。
これが「献立の判断」を減らす、最初の一歩だった。
合う人:帰宅後の「何作ろう」という考える時間を減らしたい共働き世帯
合わない人:少量しか作らない一人暮らし / 料理の工程ごと楽しみたい人
ルンバ・ブラーバ ―― 床掃除を「考えること」から外した
子どもが歩き始めると、床が気になるようになった。
「今日、掃除機かけたっけ」
「明日でいいか、でも来客があるかも」
この小さな判断が、地味に消耗する。
ルンバを入れたのは、掃除の手間を減らしたかったからではない。
「掃除するかどうか考える回数」を減らしたかった。
タイマーで毎朝動く。
出かければ、終わっている。
それだけだ。
ブラーバは水拭きをする。
フローリングに食べこぼしが多い家には、この2台がセットで機能した。
合う人:「掃除したかどうか気になる」頻度が高い人 / 小さい子どもやペットがいる家
合わない人:床に物が多い家 / 段差の多い間取り
ドラム式洗濯乾燥機 ―― 「干す」という作業ごとなくした
家を建てたタイミングで、洗濯機を変えた。
それまでの洗濯は「洗う→干す→取り込む→畳む」の4工程だった。
ドラム式にして、「干す→取り込む」の2工程がなくなった。
毎日やっていた作業が、夜のうちに終わっている。
朝、乾いた状態で取り出すだけだ。
天気を気にしなくなったのも、予想外の変化だった。
合う人:持ち家または工事できる住環境の人 / 洗濯物を干し忘れることが多い人
合わない人:賃貸でスペースが確保できない人(その場合は縦型+衣類乾燥機の組み合わせを先に検討してほしい)
ダイソンV8 ―― ルンバがあれば、もう掃除機はいらないと思っていた
正直、ダイソンは買う気がなかった。
「ルンバを買えば、掃除機は終わり」と思っていた。
終わらなかった。
子どもの食べこぼし。
部屋の角。
階段。
「今だけ、ちょっと吸いたい」。
ルンバが動けない場所が残った。
ルンバは「床全体を自動で」。
ダイソンは「スポットを今すぐ」。
用途がまったく違う、と使って初めてわかった。
スペックを読んでも、「自分の家に合うかどうか」は分からない。
それを一番教えてくれたのが、この4台目だった。
合う人:ロボット掃除機をすでに持っている人 / 子どもやペットがいてスポット掃除が頻繁な家
合わない人:まだロボット掃除機がない人
(まず床全体をカバーするルンバから入った方が、自分にスポット掃除のニーズが残るか見極めやすい)
今から1台選ぶなら、私はホットクックかルンバから考える。
毎日発生する判断を減らせるからだ。
ドラム式やダイソンは、その後でも遅くない。
迷ったら、まず借りて試す
「スペックを読んでも、自分の家に合うかは分からない」
それを一番体感したのが、ダイソンだった。
でも、高い家電を「試しに買う」は怖い。
失敗したときの金額が、ちゃんと痛い。
そういうときに使えるのが、レンティオだ。
月額制で家電をレンタルできる。
使ってみて合えば継続か購入。
合わなければ返せばいい。
もし当時レンタルできると知っていたら、私は先に試していたと思う。
「どれが自分の暮らしに合うか」は、届いて使うまで分からない。
失敗が怖いなら、試してから決めるのが一番安全だ。
まとめ
今も残っている家電を振り返ると、増えるたびに暮らしが1段静かになった。
ホットクックで、夕方の献立判断が消えた。
ルンバで、「掃除したかどうか」が気にならなくなった。
ドラム式で、洗濯が夜のうちに終わるようになった。
ダイソンで、「今すぐ吸いたい」が解決した。
設計は、重ねるほど静かになる。
「何を買うか」より「何の判断を減らしたいか」を先に決めると、次の1台が見えてくる。
→ 次の記事:ホットクックで「献立を考えない生活」になった
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