ホットクックを買ってから、夕飯の考え方が変わった。
前は、夕方になると「今日、何を作るか」から考えていた。
冷蔵庫を見る。材料を見る。子どもが食べるかを考える。自分が作れる元気があるかも考える。
料理そのものより、その前の判断で疲れていた。
ホットクックで変わったのは、料理が急に好きになったことではない。夕飯前に考えることを減らせたことだった。
献立より先に、作り方で疲れていた
料理で疲れるのは、包丁を使う時間だけではなかった。
何を作るか。
どの順番で火を入れるか。
焦げていないか。
味が足りないか。
子どもが食べるか。
毎日、小さい判断が積み重なっていた。
ホットクックを使うと、そのうち火加減と順番の判断を機械に渡せる。
材料を入れる。調味料を入れる。ボタンを押す。
それだけで全部終わるわけではないが、鍋の前に立って見張る時間は減った。
「家電に任せること」に抵抗があった時期の話は、楽していいのか、ずっと思っていた。にも書いている。
材料を入れたら、火加減を見なくてよくなった
ホットクックで一番楽だったのは、途中で何度も確認しなくていいことだった。
普通の鍋なら、火が強すぎないかを見る。
焦げていないかを見る。
一度ふたを開けて、混ぜる。
その間、頭のどこかに料理が残り続ける。
ホットクックは、そこを少し外してくれた。
完全に料理をしなくなるわけではない。材料を出すし、切る日もある。洗い物も残る。
それでも、火加減を見続けなくていいだけで、夕方の頭はかなり軽くなった。
ホットクックだけで、献立の悩みは全部消えなかった
ただ、ホットクックを買えば献立の悩みが全部消えるわけではなかった。
何を作るかは、まだ残る。
材料を買う必要もある。
子どもが食べるかどうかも、結局その日にならないと分からない。
だから、ホットクックは「料理の悩みをゼロにする家電」ではなかった。
俺にとっては、料理中の判断を減らす家電だった。
献立そのものは、あとから別の形で減らしていった。食材を選ぶ回数を減らすために、オイシックスも使うようになった。
その話は、オイシックスを続けた結論。おいしいけど、Kitを作るのも面倒だったに書いた。
料理を楽にするより、夕方の判断を減らしたかった
ホットクックを買った理由は、料理上手になりたかったからではない。
夕方の判断を減らしたかったからだ。
仕事が終わったあとに、献立を考える。子どもの様子を見る。冷蔵庫を開ける。そこから火加減まで見る。
その全部を毎日やるのは、俺には重かった。
ホットクックは、その中の一部を引き受けてくれた。
料理を全部やめたわけではない。
でも、鍋の前で考え続ける時間は減った。
家電は、何の判断を減らすかで選ぶ
ホットクックを買って分かったのは、家電は便利かどうかだけで選ぶものではないということだった。
自分がどこで疲れているのか。
どの順番で家電を増やしたかは、時短家電は増やす順番で変わるにまとめている。
何の判断を減らしたいのか。
そこが合っていないと、便利な家電を買っても、別の管理が増えることがある。
実際、家電を増やしたあとには、手入れや補充の判断も残った。
その話は、時短家電を増やしたら、手入れまで増えたに残している。
それでも、ホットクックは俺には合っていた。
夕方に火加減を見続けなくていい。
その一点だけでも、買った意味はあった。
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