夜中に帰って飲むビールが、当たり前になっていた
仕事を終えて家に帰ると、時計の針は午前3時を回っていることが多くなりました。
シャワーを浴びて、冷蔵庫を開けて、ビールを取り出す。
その一連の動作が、いつの間にか「帰宅」とセットになっていました。
正直、あの時間だけが「今日も終わった」と思える瞬間でした。
静かな部屋でビールを開けると、やっと仕事モードが切れる。
だから、やめようとは思わなかったんです。
仕事終わりの一杯が、唯一のご褒美だった
長距離ドライバーをしていた頃、夜中に帰宅してから飲むビールは、一日の締めくくりでした。
誰かと飲みに行くわけでもない。
ただ一人で、静かに飲む時間です。
仕事中はずっと集中し続けていたので、
その緊張を解くための「スイッチオフの儀式」のようなものでした。
贅沢ではないけれど、これがあるから頑張れると思っていました。
500mlビールとハイボール。これが夜のルーティン
飲む量も決まっていました。500mlの缶ビールを1本、そのあとハイボールを1杯。
多くもなく、少なくもない。このルーティンが心地よかったのです。
量を決めていたのは、飲みすぎないためというより、
「今日はここまで飲んだらOK」と、自分に許可を出していた感じです。
ルールがあることで、罪悪感なく飲めていたのだと思います。
やめようとは思っていなかった
深夜のビールが体に良くないことは、なんとなく知っていました。
でも、やめようと思ったことは一度もありませんでした。
理由はシンプルで、それをやめたら何も楽しみがなくなると感じていたからです。
節約のために炭酸水をやめたら生活が味気なくなったのと、同じ感覚です。
「我慢する」という選択肢は、最初から頭にありませんでした。
平日だけやめてみたら、体に変化が出た
大きな決意はありませんでした。
「家帰ってきて、飲み終わるまで30分かかるし、平日だけやめてみるか」
そんな軽い理由でした。
禁酒するつもりも、ダイエットを始めるつもりもない。
ただ、平日の深夜にビールを開けるのをやめてみただけです。
それだけのことでした。でも、体はちゃんと変化を返してきました。
寝つきが早くなった
一番最初に気づいたのは、眠りの変化でした。
以前は布団に入っても、なかなか寝つけないことが多かったのです。
アルコールが入っているのに眠れない、という矛盾した状態が続いていました。
ところが、深夜のビールをやめてからは、横になるとすぐに眠れるようになりました。
「飲んだのに眠れない」ではなく、「飲まないからよく眠れる」。
頭では知っていたけれど、体で理解したのは初めてでした。
朝の目覚めが変わった
次に変わったのは、朝の感覚です。
以前は目が覚めても、頭が重くてしばらく動けないことがありました。
仕事に出る前から、すでに疲れているような感覚です。
それが、起きた瞬間の重さが消えました。
劇的な変化ではないけれど、朝の最初の5分が変わると、
一日全体の質が少し上がる気がしています。
体重が落ちた。頑張っていないのに
そして、気づいたら体重が落ちていました。
運動を増やしたわけでも、食事を減らしたわけでもありません。
平日の深夜にビールを飲まなくなっただけです。
カロリーの計算もしていないし、意識して何かを我慢したわけでもない。
「頑張っている感覚がないのに、少しずつ良くなる」
それは、オルカンを積み立てて放置している時の感覚と、どこか似ていました。
「やめる」じゃなくて「移す」という発想
不思議だったのは、
平日に飲まなくなっても、あまり苦しくなかったことです。
理由は単純でした。
「土曜日に飲める」と決まっていたからです。
土日に飲めるとわかっているから、
平日の深夜に飲まなくても苦しくない。
禁酒とは全然違う感覚です。
「やめる」のではなく「移す」。
この発想の違いが、続けられる理由だと思っています。
土日に飲むから我慢じゃない
平日の深夜にビールを飲まない代わりに、土日はちゃんと飲みます。
それが決まっているから、
平日に飲みたくなっても「土曜日に飲めばいい」と思えるのです。
我慢しているのではなく、タイミングをずらしているだけ。
この小さな違いが、続けられるかどうかを分けると思っています。
「やめる」という言葉には、どこか永遠に続く禁止のニュアンスがあります。
でも「移す」なら、ただのスケジュール変更です。
ルールがあるから続く
「平日は飲まない、土日は飲む」
というルールを決めたことで、
毎回判断しなくて済むようになりました。
仕事で疲れて帰ってきたあと、
「今日は飲む?やめる?」を毎日考えるのが面倒でした。
だから、平日は飲まない。
土日は飲む。
最初からそう決めてしまったほうが、ラクだったんです。
判断しないから、意志力を使わない。意志力を使わないから、続く。
投資でも「毎月オルカンを積み立てる」と決めたら、
あとは何も考えなくていいのと同じ構造です。
ルールは制限ではなく、判断を減らすための設計だと思っています。
500mlとハイボールは死守。これが機嫌を守る設計
土日に飲む時も、ルールは変わりません。
500mlの缶ビールを1本、そのあとハイボールを1杯。
これは死守です。
量を決めておくことで、飲みすぎることもなく、物足りなさを感じることもない。
自分の機嫌を守るために、ちょうどいい量を設計しておく。
頑張って我慢するより、
最初から「これだけ」と決めておく。
40代になってからは、そのほうがラクでした。
40代の体は、根性より設計だった
20代の頃は、意志力でなんとかなることが多かったと思います。
無理をしても回復できたし、我慢も続けられた。
でも40代になると、そのやり方が通用しなくなってきます。
頑張ろうとするほど、どこかにしわ寄せが来る。
今回のビールの話で改めて気づいたのは、
「仕組みを作る」ことが40代の体には一番合っているということでした。
意志力でやめようとすると必ず失敗する
「今日から飲むのをやめよう」と決意したことが、過去に何度かありました。
結果は毎回同じで、数日で元に戻っていました。
夜中に帰ってきた時には、
もう「我慢するためのエネルギー」が残っていませんでした。
その状態で毎日「飲まない」を選び続けるのは、
今思えばかなり無理があったと思います。
仕事中にさんざん判断を繰り返してきた脳は、帰宅時点ですでに限界です。
その状態で「飲まない」という選択をし続けるのは、
最初から無理な設計だったのだと思います。
H3 小さなルールが、大きな変化を生む
「平日は飲まない」というルールは、シンプルです。
でもそのシンプルさが重要でした。
複雑なルールは、守るだけで脳のエネルギーを使います。
シンプルなルールは、考えなくても体が動く。
小さな設計変更が、睡眠・体重・朝の目覚めという大きな変化につながりました。
大きなことを一気に変えようとしなくていい。
小さなルールを一つ作るだけで、生活は静かに変わっていきます。
H3 ダイエットも投資も、構造は同じだった
オルカンを毎月積み立てて、あとは見ない。ホットクックに食材を入れて、あとは任せる。そして平日はビールを飲まないと決めて、あとは従うだけ。やっていることは全部違いますが、構造は同じです。判断を減らして、仕組みに任せる。意志力に頼らず、設計で解決する。40代になって気づいたのは、頑張ることよりも、頑張らなくていい仕組みを作ることの方が、はるかに長続きするということでした。
まとめ:頑張らなかったから続いている
深夜のビールを「やめるぞ」と決意したわけではありません。
ただ、
家に帰って飲み終わるまで30分かかるし、
平日だけやめてみるか。
それくらいの軽い変更でした。
我慢した記憶もないし、辛かった記憶もない。
気づいたら睡眠が変わっていて、体重が落ちていました。
頑張らなかったから続いている。
それが正直な感想です。
H3 完璧にやめなくていい
「お酒をやめる」と決めると、一度でも飲んだ瞬間に失敗になります。
でも「平日は飲まない」というルールなら、土日に飲んでも失敗じゃない。
完璧を目指さないことが、長続きする一番の理由だと思っています。
100点を狙って3日で挫折するより、80点で何年も続けるほうが、
40代になってからは、そのほうがラクでした。
H3 自分の機嫌を守るルールを一つ作るだけでいい
禁酒でも節酒でもなく、「平日は飲まない、土日は飲む」というルール。
これだけで生活が静かに変わりました。
大きな決意は必要ありません。
自分の機嫌を守れる小さなルールを一つ作るだけでいい。
それが、40代の体と長く付き合っていくための、一番シンプルな方法だと思っています。
H3 続きはnoteで書いています
投資や節約の「正解」を追いかけるより、
最近は、
「どうすれば毎日を静かに過ごせるか」
をよく考えています。
投資、脳疲労、暮らし、お金との付き合い方。
ブログでは書ききれない日常は、
noteでゆるく続けています。
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