休みの朝になると、息子が言う。
「ハンバーガー屋さんに行きたい」
毎日言っている。
だから、昼はそこに行くことが多い。
前は、それだけで終わらせるのが少し不安だった。
せっかくの休日なのに、どこかへ連れて行かなくていいのか。
何か予定を入れなくていいのか。
家族のために、何かしなきゃと思っていた。
でも今は、予定を入れすぎないようにしている。
その方が、みんな機嫌がいいからだ。
休日になると、何かしなきゃと思っていた
平日は、家族と一緒にいられる時間が少ない。
だから休みくらいは、ちゃんと家族サービスをしなきゃと思っていた。
どこへ行くかを考える。
時間を決める。
出発の準備をする。
何もしない休日は、少しもったいない気がしていた。
息子をどこかへ連れて行く。
妻にも休んでもらう。
家族でいい時間を過ごす。
頭の中では、そんな休日を作ろうとしていた。
でも、予定を増やすほど、休日の朝は仕事の日みたいになった。
予定を入れた日は、朝からもう疲れていた
出かける日には、朝からやることが増える。
起きる時間を気にする。
何を持って行くか考える。
息子の準備をする。
出る時間を見ながら、急がせる。
まだ家を出てもいないのに、もう少し疲れている。
家族のために入れた予定なのに、朝から家の空気がせわしなくなる。
もちろん、出かけることが悪いわけではない。
息子は温泉も好きだ。
行けば楽しい日もある。
ただ、毎回「休日らしいこと」を作ろうとすると、俺には重かった。
息子が欲しがっていたのは、特別な予定じゃなかった
息子が好きなのは、遠出だけではない。
家で遊ぶ。
動画を見る。
昼になったら、ハンバーガー屋さんに行く。
そのくらいでも、普通に楽しそうにしている。
俺が勝手に、もっと特別な一日にしなきゃと思っていただけだった。
前にも書いたが、毎月の積立を8万円にして、残りの2万円は家族との時間に使うと決めた。
息子が毎日行きたがるハンバーガー屋さんも、その使い道の一つだ。
残りの2万円を、息子との時間に使うと決めた話はこちら → 息子は毎日マックに行きたがる。その2万円を、俺は残している
それは、特別な思い出を作るためだけではない。
息子が好きな時間を、いつもの生活の中に残しておきたかった。
予定を入れすぎないようにした
何もしない日を、わざわざ作っているわけではない。
予定を入れすぎないように、少し気をつけているだけだ。
朝から出発時間を決めない。
一日を使い切ろうとしない。
何かしなきゃという気持ちで、予定を足さない。
家で遊びたいなら、家で遊ぶ。
動画を見たいなら、見る。
昼にハンバーガー屋さんへ行きたいなら、行く。
温泉へ行く日があってもいい。
でも、それを休日のノルマにはしない。
予定が少ないと、誰か一人が段取り係にならなくて済む。
俺も、家族を楽しませる役をずっとやらなくていい。
家族のために稼ぐより、機嫌よく帰る方を大事にした話はこちら → 家族のために稼ぐより、機嫌よく帰る方が大事だった
その余白があるだけで、休日の感じが少し変わった。
脳に余白ができて、子どもの話を聞けるようになった話はこちら → 子どもの話を聞けなかった。脳に余白ができて、初めて聞けるようになった
みんなが自分の好きなことをしている日の方が、家は静かだった
予定を入れない日は、家族それぞれが自分の好きなことをしている。
息子は遊ぶ。
動画を見る。
俺も自分の好きなことをする。
それなのに、家族の時間がない感じはしない。
同じ家にいる。
昼になったら一緒に出かける。
誰かが疲れ切っていない。
そのくらいで、十分だった。
家族サービスをやめた、というと少し強い。
家族のために何もしないと決めたわけでもない。
ただ、家族のために予定を入れすぎないようにした。
みんなが少し余っている日の方が、機嫌よく一緒にいられる。
今は、その方を大事にしている。
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